日本人の体質
〈腸が長い〉
日本人が昔から主食としてきた、難消化性の米などの食品に対応できるようになっています。肉のような消化の際に毒素を出すような食品を食べると、欧米人と比較して腸が長い日本人の体内には、長い時間毒素が留まることになります。
〈乳糖の分解に弱い〉
欧米人のような牧畜民族ではなく、農耕民族として暮らしてきた日本人は、牛乳などが含む乳糖の消化が苦手です。
また乳製品は脂肪が多くて高カロリーです。多種の栄養を含むので、乳児にとっては栄養がたくさん採れますが、成人した人には脂肪が多く、食物繊維も含まないので、健康的な食品とは言えません。
〈インスリンが緩やかに分泌される〉
難消化性の炭水化物を多く摂取するのに適しています。玄米が代表的です。
〈倹約遺伝子〉
倹約遺伝子とは、1日の基礎代謝によるエネルギー使用量が、普通の人に比べて200キロカロリー少ないというものです。つまり、太りやすく痩せづらい遺伝子です。
この遺伝子を、日本人の約4割が保有していて、世界でも3番目に多い保有率です。
こうした独特の遺伝物質や代謝システムを持っているのが日本人の体質です。米を主食とした、食歴に基づいた代謝システムや遺伝といった内在環境は、変えることはできません。食生活といった外部環境を変えることで、健康な生活を送れるのです。
日本人の体に適した食事といえば、古来から日本人が愛してきた“和食”ということになります。