生活習慣病

日本人は、ここ40年ほどのあいだに、糖尿病は27倍になり、欧米人に多く見られた、大腸がん、乳がん、脳梗塞、心筋梗塞といった動脈硬化からくる疾患が激増しています。花粉症など、アレルギー性の疾患もここ数年でかなり増えましたよね。

こんな状態に陥った背景には、食生活の欧米化があります。戦後から現在に至るまで、日本人の食生活はどんどん欧米化が進みました。和食中心の食事から、魚や味噌などを使わず、肉や油の多い欧米食へとなっていったのです。

これによって、脂質・動物性タンパク質・糖質は過剰摂取となり、ビタミン・ミネラル・食物繊維などは栄養失調状態となっています。
カロリーが多いのに、ミネラルやビタミンなどが不足すると、摂取したカロリーをうまくエネルギー代謝や新陳代謝に利用できません。代謝を正常に行うには、摂取カロリーに見合った量の栄養を摂る必要があります。このバランスが取れていないと、肥満へとつながっていくのです。

こうして増えた脂肪組織は、動脈硬化の原因となる血栓を作るホルモンや、糖尿病に関係するインスリンの力を弱めるホルモンを産出することがわかっています。高カロリー、高脂肪でビタミン不足の現代食ばかりを食べていると、代謝をきちんと行うことができず、カロリーが余って脂肪が体内に溜まる一方です。

どんなダイエットをしても痩せない、病気ではないのにだるい、疲れやすいといった症状は、食事が原因となっていることがほとんどです。